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【感想】茉莉花官吏伝⑩ー中原の鹿を逐わず
〈茉莉花シリーズ〉第10弾
戦争をする、しないで揉めている所に仁耀が脱獄したと連絡がはいる。脱獄を手引きしたのは子星では?と容疑がかかり、子星を科挙試験の推薦人にもつ茉莉花に証拠を消されては困ると、冬虎王子の付き添いとして黒槐国へ行くとこに。黒槐国に脱獄した仁耀がいるかもしれない。探りを入れるべく黒槐国の官吏を動揺させるという仕事を言い渡された。
茉莉花官吏伝 十
中原の鹿を逐わず
感想
今回は月長城の話!と意気込んだのも束の間に早々に茉莉花は休暇となりました。
あれ?月長城で他の官吏たちと色々な会議とかするのでは?
予想に反して休暇が開ける前に仁耀は脱獄。
あれよあれよといつの間にか黒槐国へ行っていました
黒槐国では仁耀がいるか見極める為、相手を動揺させなければいけません
休暇中に習ったばかりの武官の動きを取り入れ任務を遂行しようと奮闘します
習ったと言っても1日一緒にて行動しただけなのに、流石の観察力です!
武人であるほどその所作に気付き、茉莉花を注視します
作戦が順調に行ってる頃に苑翔景が子星を早く助けたいという理由で黒槐国へ来ます
安定の翔景です!彼はブレませんね
そんなブレないはずの彼、今回は茉莉花を揺さぶりまくります!
5巻の湖州同様、また3人で力を合わせ問題解決に尽力します
前回は国内、侵略戦争を止めるでしたが、今回は国外、仁耀を止める
違う状況の中で力を合わせる事で親友にはなれるのか、人間関係を追うのも楽しかったです
次回は出る杭は打たれる!
失敗する仕事で子星と共に成功を収める話のようです
今まで天河と共に行動する事はありましたが、子星とは科挙試験の勉強を見てもらっていた時以来ですね
天才を隣で観察して何を学ぶのか、どのように成長していくのか楽しみです
ネタバレ含む感想
*ここからはネタバレ要素あります
仁耀って名俳優!?
誘拐犯の行動が知りたい茉莉花は、一時的に同盟を結んでいる仁耀に自身の誘拐をお願いする
どんな風に誘拐するんだろうと疑問に思っていたら、色々な状況を茉莉花が例に挙げて、それに従い誘拐を繰り返してもらうというものでした
- 個人的な恨みがある場合
- 誘拐するつもりがなく偶然成功してしまった場合
- 身代金目的
- 黒槐国へ要求がある場合 などなど
何度も状況を変えて捕まえた時、移動中、宿など、場所まで変えて検証します
行動だけではなく、表情までその通りに動かします
言われた状況を即座に理解し行動に移せる仁耀ってすごい人です
最後のあたりは茉莉花にダメ出しされてしまいますが、情報の吸収力と処理速度が早すぎる茉莉花に対して恐怖を覚えてのことなら仕方ないと思う
湖州での3人
皇太子に命を狙われている!と臆病な黒の皇帝が逃げた先は白楼国
関所を越えた湖州にて黒の皇帝を無事保護します
関所を超えてからの茉莉花・大虎・翔景の3人の動きがまるで、湖州での襲撃を止めるため動いているときの別バージョンのようで読んでいて面白かったです
二手に分かれる所も似ていて、懐かしく思いました
今回止めるのは侵略戦争ではなく、黒の皇帝を亡き者にしようとする仁耀ですが、相手の立場に立ち裏を読んでいく姿はとても似ていました
次回
色々な事態を収め、国の利益になるようにしてきた茉莉花
そんな彼女はまさに出る杭
嫉妬した人たちによって絶対に失敗する大きな仕事をまかされると子星はいいます
それを成功させましょうという子星
次回は子星と共に行動するのかな?