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『トヨタの片づけ』の感想と実行したこと
「トヨタの片づけ」を読んだ感想と実行したことについてまとめました
トヨタの片づけについて
本書は4つのチャプターに分かれています
チャプター1 トヨタのルールや考え方について
まずは何でもムダを見つけることの大切さについて書かれています
物だけに限らず、時間や動きに付いてもムダを見つけて取り除き改善していくことで利益を生む
そのために方法が【5S】
1.整理 いるもの・いらないものを分け、いらないものを捨てる
2.整頓 「必要なもの」を「必要な時」に「必要なだけ」取り出せるようにする
3.清掃 キレイに掃除(汚れないようにする)
4.清潔 1〜3の状態を維持
5.しつけ 1〜3のルールを守らせる
この順番で改善をしていくようです
整頓と整列の違いや、持つことはコストという考え方など、自身の行動を省みるキッカケになるお話もあります
チャプター2 整理の方法
いるもの、いらないものを分ける判断基準
期限を設けることなど、機械的にモノを整理する方法が書かれています
面白かったのは赤札を貼っていらない物を可視化することでした
担当者の名前や処分方法等をメモした赤い札をいらない物にはり、要らない物と要る物を分別していきます
誰が見てもそれが必要ないものであることが分かるし、メモを見れば誰の物かわかるのも良いと思いました
他にも無駄な物を出さないための仕組みづくりなどが書かれていました
チャプター3 整頓の仕方
無駄な動きをしないために導線を考えて物を置く
他にも体に負担をかけないために物をどう置くのが良いかなど、使用者の目線にたった片づけ方を紹介しています
物の住所を決める
地図を作るなど
細かく「コレはココ」と決めるようです
確かに人の入れ替わりがあったりする場所や人数が多い所だと、全て決められている方が良いですね
チャプター4 継続の方法
今までの整理、整頓を習慣化しキレイを維持するための方法が書かれています
清掃のための時間を作る
場所にあった洗剤をようにするなど、追加の時間をかけず決められた時間内で効率的にきれいを維持するための方法が実践できる形にまで落とされています
そして何よりリーダーがどう動くべきかなども書かれていて、自身の行動を見直すキッカケにもなります
行動する
今回本を読んで実践したのは小さなことからでした
①引き出しの位置
文具を入れている引き出しをより取りやすい場所へ移動
文具とひとまとめにしていたものをより細かく分類して、普段使うもの、使わないものに分けました
まだクセで今まで開けていた位置の引き出しを開けてしまいますが、確かに移動した場所のほうが腕を伸ばす距離が少ないことを実感しています
無駄なアクションが少しでも減ったかしら?
②下段の活用
押入れのように上下に分かれた場所の下段が中々活用できず、季節モノの置き場にしていましたが、処分した物も多く上は満タン、下はガラガラ状態になっていました
上下の荷物の頻度をもう少し短くし、一ヶ月に一度くらい使うものは下段、それよりも頻度が高いものは上段としました
棚なども処分してしまったため下段の空間をうまく活用できていませんが、棚を買いたくないため、他の手は無いかと考え中
③期限
不要なものを仕分けしても箱にしまって満足していた状態のものがありました
ただ放置していただけだと気付き、きちんと期限を決めることにしました
服なら次の廃品回収まで
どんな物も長くても一ヶ月だけ取っておくと決めたことで、そろそろ手放さないとなぁと思うことが減りました
ただ、捨てるのに一手間必要な物はやはりまだ直ぐに行動できないので今後の課題です
④量
いつの間にこんなに溜まってたの?
っとビックリするのが梱包用に取っていたプチプチなどです
それらの量を見直し処分しました
普段目にしない場所に置いているといつの間にか溜まっていますね
定期的な見直しが必要と改めて実感
⑤赤札を作る
いらない物に貼る赤札を自分に合うように作ってみました
まだ作っただけで使っていませんが、夏休みなど子どもの長期の休みの時に使ってみたいと思います
流石に土日でやるには処分するのが大変そうなので・・・
まとめ
今回は「トヨタの片づけ」を読んだ感想と実行したことについてでした
初版が10年以上前だったことに驚きました
本の名前は知っていたし、内容についても知っているものもありましたが、実践したことで、より理解を深められたと思います
もちろん自宅の片付けには割に合わない手間がかかると思う物もありましたが、今まで自宅の片付けには関係ないと読まないでいたのはもったいなかったと思える内容でした
個人的にはシビアに期日を設けることは、今よりも片付けが進みそうだと感じました
より快適な空間を作るために、今後も精進していきます