実家について思うこと

たくさん溜めてたからお金持ちだった

母がそう祖父母を評価したとき

この人はきっと捨てることはただの苦痛なんだろうと思いました

実家の片付け

まだ実家に荷物が置いてあったので引き上げようと実家に行った

ただ、荷物を引き上げても何時の間にか部屋には麻の荷物以外の物が置かれて、空っぽの空間を作ることは出来なくなっていた

季節外のもの

大量の布団

本の付録

封も空いていない物が固まりおいてある

ごちゃごちゃしている印象は受けるが、散らかって見えないのは塊になっているせいだろうか？

ふとこの部屋を空っぽにしたら少しは物がない暮らしに目覚めるかしらと思ったが、止めた

前にリビングのカウンターの荷物を全て片付けた事があったが、1ヶ月後には荷物が置いてあった

もちろん前よりも量は少なかったが、少しでも置いてしまえば元に戻るのは早い

半年経たない内に元通り

今では前よりも多いかも

母の片付け

母は片付けが得意だ

空間見つけてそのにちょうど合う棚を用意する

そして荷物をしまっていく

空間把握能力がとても高く、買い物に行って見つけたものを上手にその場所に納めることが出来る

その能力にはいつも感服する

だが、下手にしまえてしまうせいで、ものが多いが散らかっているようには見えない

物が多いという印象は受けるが、それだけだ

床に物が置いてない点も大きいのかもしれない

扉を開けても物は多いが、キチッと片付いている

なので、友人を呼んでも散らかっているという評価を受けな事もない

綺麗な家だね

広いね

と言われる程だ

母の言葉

そんな母が我が家に来た

あれは私がインフルエンザにかかり動けなかった時のこと

母は我が家にきて窓を開けて掃除を始めたのだ

こんな汚い部屋にいたら治らないと言って

もちろん母が掃除している横で寝てる訳にはいかず、私も起き溜まった食器を洗い、洗濯をした

掃除をし終わると母はさっさと帰っていったが、確かに綺麗な方が気持ちがいい

そう実感できた

麻の考えと母の考えの違い

麻は荷物が少なければ部屋も片付き余分な物も買わない分お金もたまると考える

一方

母は部屋が片付いて空気が循環していれば病気にならず、物をたくさん所有していれば、お金もたくさん入ってくると考える

根本的に考え方が違うのだ

生まれた世代のためか育った環境か？

違いが分かっても、考えを理解しても、納得はできない

それはきっと母も同じだろう

どちらが正しいと言い争うことはない

だって残された時間も違うのだから、比べて証明することもできない

ただ、唯一わかることは、

いつかあの家を片付けなければいけない日が来るということ